ツバメの子育て
毎日、娘を連れて短時間の散歩をするのですが、散歩ルートにツバメの巣があります。
ある日、ヒナの死骸が落ちていて、ふと上を見るとツバメの巣があることに気づきました。
巣から落ちて亡くなったヒナと巣で生きるヒナ…自然淘汰を垣間見た瞬間。
それから通るたびに、気になってヒナを見るようになりました。一羽は残念なことになったけれど、残った三羽が巣から乗り出していて、親鳥の帰りを待っている模様。
で、昨日、親鳥がエサをあげている場面に遭遇しました。親鳥は忙しく動き回り、エサをヒナの元に運んでくる。その小さな体をフルに使ったスピーディな動きで、ヒナにまっしぐらという表現がぴったり。
素早くも正確に餌を与える親鳥の姿は、色んな意味で感動を覚えるほど。
見ている方からすれば、同じヒナに三回連続あげてるし、端っこのヒナは少し体小さいようだけど大丈夫?なんてこちらの心配になるけれど、そんな心配をよそにひたすら餌を与え続ける姿は、生きることのひたむきさを感じるし、飽きない。
わたしにも子どもができて、子どもを育てることへの想いが強くなりました。
人間もツバメも根幹は変わらないんだと。
巣立ちの日まで観察を続けて、見守ろうっと。